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簡易土壌診断

2018/7/7

EMボカシ肥料の成分が気になったのでみどりくんを使って調べました。

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①EMボカシ<B>

 

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②すりつぶしもみ殻+井戸水+米ぬか(ペットボトルで発酵させてたもの)

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③畑の土(スナップエンドウを育てているところ)

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メモ

 

<肥料について>

1.チッソ質肥料

チッソは作物の生育収量に最も大きく関係する成分で、不足すれば減収し、過剰もまた作物の軟弱徒長化、病害虫など による減収や品質低下に結びつくので適正に使用する。

畑や果樹園の土壌は、水田と違って酸性になりやすく、アンモニアは硝酸に変化する。一般に畑作物は硝酸を好んで吸 収する傾向にあるので、このような作用は作物に合っている。しかし、硝酸は土壌に残らず、雨水によって流れだして しまうので、効き目が長続きせず、またハウス内土壌では硝酸が多く残ることで濃度障害やガス害を起こすことがある。

 

2.リン酸質肥料

リン酸は作物の根の発育、茎の枝分かれや葉数の増加を盛んにし、開花、結実を促進する。

水溶性リン酸は、土壌に散布すると作物が利用できなくなるので、堆肥に包み込むようにして施すなど、できるだけ土 と接触しないように工夫する。

 

3.カリ質肥料

市販のカリ質肥料は水溶性カリを主成分とするため速効性である。土壌に施されたカリは成分が広がりにくいので、元肥だけでよい場合も多いが、砂 地などカリの逃げやすい土壌では追肥の効果も高い。

カリには、作物が必要以上に吸収するぜいたく吸収という特性がある。古い野菜産地などでは土壌中にカリが残りすぎ ることがあり、カリの適正施用を心がけなくてはならない。カリの吸収は、アンモニア、硝酸、リン酸、石灰、苦土、 ホウ素などの吸収と関係が あり、特に苦土との相性の良さがよく知られている。

 

株式会社リックコーポレーション

http://www.lic.jp/time/201209mi_sinB.pdf